九州豪雨災害ボランティア#6(朝倉市)台風18号災害ボランティア#1(津久見市)

広島ブログ
10/8(日)今月より朝倉市災害ボランティアセンターは金~日のみの活動、人数も登録制の150名限定となっていますが、ちらほら知った顔も見え少し安心です。
依頼内容は庭の表面に流入した泥の除去・外回りの最終仕上げ等。
作業人数は6名、中にはスニーカーを履いたヤンキーカップルもいます。
最初は話しかけなかったのですが『どうしてボランティアに?』という疑問がわき、話してみると『彼女に連れられて来た』と。
このヤンキーカップル想像以上にテキパキと動くので気持ちがいいです。
彼氏は重労働をよくしているそうで一輪車(ネコ)に満杯に積み込んだ土砂を難なく運びながら『余裕っすよ』とおどけ『休みに汗かきたくない』とこばしています。
人それぞれで面白いですね。
このカップルが今回のボランティアでどんな事を感じたのか気になります、次回も逢えるかな?

その日は大分県中津市で飲み会があった為、久々のホテル泊。
車中泊で充分と思っていたのですが足を伸ばして寝れるのはいいですが、これも車中泊をしているから思えた事。
居酒屋では3500円であの量と質、ほんと九州の居酒屋のクオリティには驚かされます。

翌日は台風18号で被害を受けた大分県津久見市に。
津久見市から伸びる半島の先端にある保戸島(マグロの遠洋漁業基地でコンクリート住宅が多く独特の景観)を見に行こうとしたのですが保戸島が見えた途端に全面通行止め、道中にも台風被害だろうなという箇所があちこちにありました(保戸島は陸続きでないので船でしか行けない事が後日、判明)
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10/10(火)大分県津久見市は災害発生当時、市役所のグランドにも高さ1m弱の土砂が流れ込み車が埋るほどの被害を受け、台風18号で被害を受けた佐伯・臼杵市よりも復旧が遅れている地域です。
この災害で1000台以上の車が廃棄になったと聞いています。
10/10現在ひどい状況が確認出来ないほど土砂は取除かれていますが、まだまだ屋内の土砂は残っています。
本日の参加者は70名弱、報道が少ない為に参加人数も少ないのでは?という気がします。
依頼内容は畑に入り込んだゴミ・木や枝を臨時のゴミ置場に運ぶという作業です。
片づけは1時間半で終わりましたが畑に流入した土砂は全く手が付けられていません。
ご主人に『畑の土砂はどうするつもりですか?』と尋ねると『ボチボチやります』と・・・。
とても1人や2人でどうなるレベルではないので『ボランティアセンターに依頼し人手をかけないと終わりませんよ』と言っても『いや~そこまでやってもらう訳には』と・・・。
最終的には洗濯物を干しているエリアのみ除去と依頼を受けたので作業開始となりました。
ご主人を含めた5名で2時間かかって作業完了。
ご主人は塵肺の為、ゼーゼーと息をしながら作業をしていたので『無理しないようにしてください』と言っても頑張ってやるんですよね。
塵肺の話を聞くと『企業には認定がおりても個人では認定されないと・・・』やはり自分の身は自分で守れですね。
メンバー4人の中には僕が知るかぎり最高齢の83歳の方もいます、しかもボランティアは10日目。
膝を痛めているのでスコップでの土砂の除去を行っています。
息があがっているのでリーダーが軽作業を依頼したり『影に入って作業をしてください』と言うと『のけ者にするな』と。
そこまで気持ちを見せられると無理をしてはいけないと解っていても嬉しですね。
メンバーは4名(趣味でパラグライダーをやっている方・フリクションボールペンの営業の方)の小人数なので雰囲気がいいです。
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帰りがけには、ご主人が『何もあげれる物ない』といいながら庭の柿を差し出してきました。
こういう心遣いが嬉しいですよね。
車中泊の話をしていると『うちに泊まりに来い』と嬉しい申し出がありましたが、そこまでお世話になる訳にはいきませんね。

津久見市はセメントの町、採石場もセメント工場も町中にあり砕石の為の爆破前にはサイレンが鳴り響きます。
爆破音は小音でしたが昔は家が揺れるほど爆音だったそうです。
みかんも有名で『ぎょろっけ』もおいしかった。

作業終了後は10kmほど離れた『塩湯』という温泉に。
日曜日は混雑していましたが今日は平日のためか男湯3名。
ここのお湯は海水を沸かして使用していますが、夏に汗が口に入った時にしょっぱく感じる程度でボランティア後のミネラルが抜けた体には丁度いい塩分です。
お風呂の中で体の力を抜くとスーと体が浮かび上がります。
ちょっと好きになりそうです、このお湯。
試しにお風呂後にシャワーを浴びずに上がったのですが体がベトベトしないんですよね、不思議です。
建物の立地・雰囲気とも屋久島の送陽邸に似ていて感じがいいです、隣には食事処も併設されています。

夜ごはんは『大分からあげ』鳥の鮮度とお米にこだわったお弁当屋さん、安くてクオリティが高いです。
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店長さんに災害時の話を聞いてみると、被災はしたけど軽度で1日で再開し他店の仕入れを取り込んで販売をしたと。
弁当を売って『ありがとう』とお客さんから言われたのは初めてと話していました。
災害当時は被災者の方々は食糧調達にも苦労していたのでしょうね。
大分名物の話になり鳥天をまだ食べていないと話すと広島に縁のある方だったからか鳥天をご馳走してくれました。
柔らかくてジューシー、とても弁当屋と思えないぐらいおいしかったです。

10/12(木)依頼内容は床下の最終仕上げ・拭き上げ等。
作業人数は8名+追加7名。
作業人員にはベテランが多く活気はあるのですが柔軟性がなく少しギクシャクする場面もありました。
床下の最終仕上げに入ったのですが作業エリアに対しての人数が多いので他作業エリアを見てみると家族の方が道路の表面に残った土を高圧洗浄機で除去しています。
依頼内容外と知りつつもボランティアが入っている日ぐらい少しでも休んで欲しいという思いからお手伝いする事に。
道路は行政の管轄では?という気がするのですが行政側に『水道料は10/中旬までは無料としますから家回りの道路は各家庭で対応してください』と何度も言われているそうです。
なかなかそこまで手が取れない状況だったそうですが、廻りのお宅周辺の道路はすでに洗浄が完了しています。
作業途中に綺麗になっていく道路を家族の方が見て笑顔で『私は喉が弱く車が通るたびに上がる砂塵で咳が出ていた』と。
ベテラン組の方から他の作業を依頼されましたが、こんなに喜んでもらえる作業をほったらかして他の作業に入らないといけないのか?とリーダーに相談すると、しばらく考えこんだ後に継続して作業してくださいと。
それから3時間は高圧洗浄作業、おかげで綺麗になり家族の方からも喜んでもらえ、リーダーにも感謝です。
このお宅は休憩のたびに、飲み物・お菓子・果物を出していただきましたが、ここまでされると申し訳なくなります。
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by akira-hitahita | 2017-10-30 22:37 | ボランティア | Comments(0)
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