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雲月山の山焼きボランティア

カメラ
4/13(土)
深入山の山焼きの迫力に圧倒されていらい、今年も見に行こうかと思っていると新聞で雲月山の山焼きボランティア募集の記事を見て参加。
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参加者は150名あまり、北広島町出身者が半分・その他広島県内が半分・県外参加者が3名。
野鳥や野草の専門家・大学の先生・地域おこし協力隊といろんな業種の方が参加されていてイベントを運営しているNPO法人 西中国山地自然史研究会さんの人脈はすごいと思いました。
まずはゼッケンの色別に集合し開会式。
白チームの班長さんは、なんと数年振りに逢った知り合いでした。
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カメラ教室で1年間一緒に勉強しポートレイトをお互い撮り合った頃を思い出します。
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まずは遊歩道づたいに幅5mの草刈りを行い防火帯を設置します。
午前の作業はこれで終了。
昼ごはんは炊き込みごはんと農事組合法人うづつきさんからシイタケ出汁のうどんの炊き出しがあり、お腹いっぱい、感謝です。
参加費500円で保険から昼ごはん、とてもボランティアと思えない待遇でした。
昼からはひのきの枝を持って(火消し用)再び雲月山に登ります。
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まずは頂上から火を点火するとゆっくりと下に燃え広がっていき、このレベルの炎でも上昇気流でつむじ風が発生しています。
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次は横から火を点火。
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最終的に下から火を付け、飛び火による山火事や事故が発生しないようにします。
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炎が一番大きかった場所、ススキ地帯は一気に燃えるので、途中、怖いなぁ~と思う事もあり注意事項を守らないと事故がおきてもおかしくない状況です。
火に巻かれないように常に風上に立つ事が重要ですが、火で発生した上昇気流に引っ張られて風向きが変化するので注意が必要です。
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山焼きは天候不良の為、2年振りの開催、適度な風もあり、こんなに綺麗に焼けたのは初めてと地元の方が言っていました。
かって日本の国土の3割が草原で屋根用のカヤ・牛馬の飼料・田畑の肥料など草が無ければ農耕文化は成り立ちませんでしたが、今では数%しかないそうです。
ススキ野源には多様な生態系があり山焼きによる保全を行わないと写真奥の山のように木が生えススキ野源が消えていきます。
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山焼きを行った1週間後には沢山のわらび?ふき?が生えるそうです。

by akira-hitahita | 2019-04-20 19:02 | ボランティア
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