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西日本豪雨災害ボランティア#8(呉市安浦町)

カメラ
10/4(木)
今日は ボランティア休暇の為、確実に参加出来る広島駅出発のボランティアバス(ボラバス)に乗って呉市安浦町に行く事に。
自宅より電車で広島駅まで行き、広島駅北口からボラバスに初乗車。
大洲ICから海田大橋を渡り広島熊野道路を経由し国道34号線で安浦に行くと1時間ちょいの乗車時間。
国道34号線沿いの集落には未だに潰れた家や木材、畑には土砂が流れたままです。
家屋以外の田畑はどうするのでしょう?もとの生活に戻る為には田畑の復旧も必要なのですが・・・。
依頼内容は床下の泥出し。
依頼宅は川のすぐ側、川を見ると崩れた個所も多く依頼宅はかなりの浸水と予想していましたが、浸水は40cm。
ボランティアを含め3度床下に入っているそうで床下は完了していました。
依頼主のおじいちゃんに他の依頼はありますか?と 尋ねると『地下に物がいっぱいあるので出来れば出して欲しい』と。
昔は牛の糞があったという話なので空気が他のガスに置換されていると酸欠になり一呼吸で死亡する可能性がある為、用心は必要です。
まず泥に埋まった、おじいちゃんが大工をやっていた頃の大量の木材等を取り出し、深さ30cmの粘土層の泥出しも続いて行います。
皆で考えながら作業を進める事ができ、昼は車が通らない道路にブルーシートを敷いてみんなでご飯、いいチームです。
参加者は3名が広島市、他は埼玉・三重・福岡・宮崎。
作業は泥出しが2割完了で継続。
10名のうち5名は側溝の土砂出し、こちらも継続。

10/7(日)
10/4同様、ボラバスで呉市安浦町へ。
前回は20名でバス1台だったのですが、今日は50名でバス2台。
安浦のサテライトに到着し待機しているとバスで現地に行くと。
依頼場所はずーと行きたかった、ずーとこの目で見てみたかった安浦町市原。
バスの中では『市原の現状を知ってもらう為にSNSでの写真投稿はOKですが個人情報が特定できない配慮してください』と。
写真を撮りたい気持ちをおさえていた僕にとっては嬉しいかぎりです。
写真って難しい、相手がどう思うかを考えながら、しっかりとした考えで撮影し意思を持っておかないと。
被災地を撮って発信する事で今後の災害時にイメージがつき、亡くならなくてもいい命を救う可能性もあると思っています。
市原の状況、確かに酷い状況です。
西日本豪雨災害ボランティア#8(呉市安浦町)_a0298444_07011034.jpg

こういう場所に立つと震えがくるというか、何かに体が反応して不安感を感じます。
依頼内容は側溝の土砂出し。
側溝の中には大量の石が入っていてスコップ作業の疲れも増しましますが、男も女も関係なく皆、一生懸命に作業しています。
なんなんでしょうね、あのパワーは。
昼休憩は30分間、急いでごはんを食べ写真を撮りに行きます。
今まで、こんな規模の石・倒木・土砂は見た事ありません、ほんとひとたまりもないですね。
西日本豪雨災害ボランティア#8(呉市安浦町)_a0298444_05035006.jpg

この付近で家が全壊になったお母さんが話かけてきて『ボランティアさんにはお世話になった』と、発災当時の事や今の気持ちを聞かせてもらいました。
畑に入った土砂は5%の負担でが復旧する事が出来ると聞いて少し安心です。
市原でのボランティア作業ももう少し、後は業者さんで行う作業がほとんどです。
作業途中の側溝の状況。
西日本豪雨災害ボランティア#8(呉市安浦町)_a0298444_05180671.jpg

20名で対応し100m弱完了。
側溝から垂直に交わる溝にも土砂は詰まっていると思っていたのですが、2ケ所とも埋まっていなく水も流れていきます。
帰りには沢山の人が自分が作業した側溝を撮影して帰っていました。
西日本豪雨災害ボランティア#8(呉市安浦町)_a0298444_06550310.jpg


# by akira-hitahita | 2018-10-14 14:11 | ボランティア

西日本豪雨災害ボランティア#7(呉市安浦町)

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9/22(土)
今日から2日間、熊本地震からずーと一緒に活動している御船ボランティアGrと呉市安浦町でボランティア。
広島市から呉市安浦町への移動途中のベイサイドビーチ坂では西日本豪雨発災以来の多くの釣り人の姿が目に入り少し嬉しくなります。
依頼内容は病院の庭の土砂出し、粘土層の土砂は深さ10cm。
御船ボランティアGrのメンバーは夜中からの移動後の作業ですが一生懸命です。
20名弱で対応しましたが終了せず、持ち越しとなりました。
作業終了後はグリーンピア安浦でお風呂→コインランドリーで全員まとめて洗濯→スーパーで買い出し後に呉市川尻町のお宅で宴会、まるでちょっとした修学旅行のようで楽しかったです。

9/23(日)
依頼内容は安浦駅裏の畑の土砂出し、知り合いの畑だったのでびっくりです。
20名強での対応。
作業開始時はどこから手を付ければ?という感じでしたが、そういう時は考えずに動いていれば見えてくる。
昼からは重機も入りスピードアップ。
御船ボランティアGrのメンバーは何も言わなくて各自が分散し手薄なところには応援、各自がいかに早く綺麗になるべく疲れないよう考えながら作業をしているので、とてもスムーズです。
久々に御船ボランティアメンバーが8名も揃い、少し調子に乗ってハイスピードで土砂をスコップで手押し車(ネコ)に積んでいて疲れましたが、なかなか楽しかった。
作業途中の状況、色が変わっている部分が作業終了場所、約7割完。
西日本豪雨災害ボランティア#7(呉市安浦町)_a0298444_20423705.jpg

作業終了後は昨日と同じパターンで行動。
夜の宴会では、このお宅の紹介者と家主さんも参加しての宴会です。
呉市川尻町のこのお宅付近でも1m近くの浸水があったと。
翌日はお礼にと庭の草むしり等、僕は10分程度作業して広島市に帰りましたが、こういう心意気が御船ボランティアGrの素敵なところ。
御船ボラGrの男性メンバー達。
西日本豪雨災害ボランティア#7(呉市安浦町)_a0298444_23202444.jpg


# by akira-hitahita | 2018-09-30 07:25 | ボランティア

西日本豪雨災害ボランティア#6(坂町)

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9/5(水)
広島市内から坂町の ボランティアセンター(坂ボラセン)まで渋滞無し。
坂ボラセンに到着し煙草を吸っていると熊本のHさん、夜勤明けで来られたようで感謝です、あまり無理せんように。
今回は坂ボラセンより歩いて線路そばの浜西のお宅へ。
まず、驚いたのは被害が大きいと報道されている小屋浦で2mの浸水でしたが、このお宅は3m浸水している。
襖の上に飾られているお面、下半分には浸水の跡が・・・。
西日本豪雨災害ボランティア#6(坂町)_a0298444_09020237.jpg

ご主人も『小屋浦はひどいですね』と言っていましたが、前回の坂町植田のお宅といい、小屋浦以外もかなりの被害です。
このお宅は築90年、この辺りでは一番古く立派な柱、しかも家一軒が立つぐらいのお金をかけ修繕も行っているのですが解体すると。
『また、いつ同じ事が起こるか解らない』からだそうです。
こういうふうに自分の家から離れていく人が大勢いるのでしょうね。
作業をしていると、今まで聞こえてこなかった電車の音が『カタンコトン』と聞こえてきます。
少しづつ元の生活に近づいているような気がして、少し嬉しくなります。
依頼内容は庭の泥出し、深さは40cmでした。

TVで言っていたのですが、床上浸水の場合、床下と壁の修繕で1000万円、大規模半壊で支援金は300万円まで足しにはなるけど本人の負担は大きいですね。

9/12(水)
ベイサイドビーチ坂の駐車場をう回路としていた道路も廃止され31号線は完全復旧したのですが、広島市内から坂町のボランティアセンター(坂ボラセン)までは多少の渋滞あり、広島大橋の通行料金も100円から通常の200円に変わっていました。
今回は9/5に行ったお宅へ。
前回、家は解体するので床下の土砂は出さないと話されていたのですが、少し気持ちの変化があったのでしょうか?
床下の泥の深さは30cm、粘土層で水分を含んでいるので重いです。
メンバーは年齢層が高かく息はすぐに上がっていますが、毎日ボランティアしていると、とてもタフで尊敬出来ます。

# by akira-hitahita | 2018-09-15 09:43 | ボランティア

西日本豪雨災害ボランティア#5(広島市安芸区矢野・呉市天応)

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8/28(火)
今回は年間5日使用する事が出来るボランティア休暇を使って組合(連合広島)からボランティア募集のあった活動に参加しました。
南区のワークピア広島で受付を行うと『北野さんは黄色のビブス』と、黄色のビブスはリーダーという印。
そこからバスで安芸区矢野東に向かいます。
矢野東は被災当時、ホンダカーズに住人を含め11名の方が急遽、避難した場所、川が曲がる場所では大量の土砂が巻き上げられているようです。
依頼内容は畑に流入した20cmの土砂の撤去、すべに7割は撤去済み。
持主のおばあちゃんは近くで黙々と作業を続けています。
作業時間は猛暑を考慮して13時まで、9時半から作業スタートし10分作業10分休憩。
昼休憩は30分として作業を行いましたが作業完了せずに持ち越しとなりました。
強制参加ではないので皆さんモチベーションは高くて助かります。
組合要請の為、お弁当も出て、なかなかいい味でした。
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メンバーは11名、労金・JR西・教員といろんな企業から参加されていました。

9/2(日)
広島市内から呉ポートピアパーク(呉ポー)まで渋滞無し。
呉市天応はウインドサーフィンでよく遊んでいた友人や会社関係のお宅がある場所。
呉ポー駐車場わきにあるサテライトでマッチングを行います。
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依頼内容は床下の泥出しと聞いていたのですが、床下は既に撤去済み。
このお宅は立派な家と広い土地を持っていて空き地にはシートが貼られています。
そのシートの上の取り残した土砂が側溝に流れないよう撤去する事が今回の作業となりました。
シートを剥がしては土砂を集めシートを復旧の繰り返し、終了時間の2時半までになんとか作業完了。
天応も小屋浦と同様に山側は土砂崩れ、海側は浸水しています。
メンバーの中には天応の住人の方もいて、被災当日は車を非難させたそうですが、そこから身動きがとれなくなり、その場で1日半を過ごしたと。
この方の会社はボランティア休暇を無制限に取得でき、先日、上司よりご苦労様と言われ米5kgをいただいたと、いい会社です。

# by akira-hitahita | 2018-09-08 08:36 | ボランティア

うどんの原

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上蒲刈島にあるうどんの原さん
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うどんの原さんは海沿いの道路側にあり、この道路も西日本豪雨災害により崖崩れ、お盆前にようやく開通した。

今の場所で営業する前は島の反対側のフェリー乗り場で営業をしていたけど、わざわざうどんを食べるという気のなかったので、その当時は食べた事がなかった。
とびしまの離島にも橋が繋がる時代になりフェリーの就航もなくなり現在の場所へ。

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このうどんのかき揚げがとにかく美味しい。
人生のかき揚げの中でダントツ1位。
かき揚げの中にはいろんな具材が入っていて季節によっては山菜を入れたりと。
冬になると近所からいただいたみかんが置かれていて、おばちゃんに断りを言って必ず食べている。
僕の中では、とびしまで一番のおすすめ店です。

# by akira-hitahita | 2018-08-30 22:16 | とびしま